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【閲覧注意】矢澤なみおの怖い夜。#7『横転』/#8 『〇〇さん』

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これはフリーモデル兼シンガーで横浜出身のタレント「矢澤なみお」さんによる【毎日怖い話】のサイト版です。主に創作はありません。皆様の実体験によるお話を掲載しています。随時、怖い話や体験談などのご提供をお待ちしております。提供は矢澤なみお公式SNS・オカルト垢まで___。

 

#7 『横転』

 

その人は、いつも同じところで転んでしまう。本当にほぼ毎日、どんなに気をつけていても転んでしまう。その場所は、家から5分以内の距離で、通学などにも使う道であったため、避けることも出来なかった。母に言われ、学校を卒業するまで、毎朝仏様に手合わせ「転びませんように」と手を合わせるようになった。不思議と、それからその場所で転ぶことは無くなった。

 

小話

コバナシ

何故かその場所で、特定のことが起きることがある。「毎日同じ場所で転んでしまう」という話は、まさにそれである。見えない何かにつまづいているのか、はたまた他の事象に邪魔をされているのか。どちらもその場所になにかがあると考えたとき、偶然、もしくはそれを観測する本人と、何らかの「波長」が合ってしまうという見方もある。 この「波長」とは、自然界の磁場が関係していたりする説もあれば、チャンネルのようなものがあって、それがたまたま波長があってしまう、という説もある。そうした時、現象が起こるとも言われたりするが、実際のところ、実証されているわけではないから分からない。だが、ないという確証もまた、ない、というのが面白いところで、例えばその箇所だけ気温が下がる。磁場が狂う。といった現象も確かに観測されているようだ。

 

 

#8 『〇〇さん』

 

小学生だった頃、塾の帰りにすれ違った○○さんと挨拶をした。その当時は近所の人には必ず挨拶をするようにしていて、当然のように○○さんとも挨拶をして、別れたのだった。 家に帰ると、母が「ねぇ○○さん亡くなっちゃったんだって!可哀想にねぇ...」と言う。「ウソだぁ~、いまドアのところで会ったよ」と返すと、母は「それ、ほんと...?どこで...?」と真っ青になった。

 

小話

コバナシ

亡くなった人が生きている人間の前に現れる、という話は今昔古今東西どこにでも存在するが、現れ方や受け取り方、必ずしも体験者が怖いと捉えないことも面白いところである。「塾の帰り、亡くなった人に挨拶をした」という体験者さんも、後から「あぁ...そうだったのかぁ...」と思うくらいだったのではないだろうか。まさに、「最後の挨拶」をしにきただけの、心温まる最後だったのかもしれない。

【矢澤なみお公式SNS

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